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【別荘の維持費】南房総に別荘が欲しい!でも別荘にはどんな維持費がかかるの?維持費の内訳と負担をおさえるためのポイントを詳しくご紹介

 

昔は“別荘”と聞くと富裕層が持つ別宅のイメージがあったのではないでしょうか。

 

今では働き方も多様化し、リモートワークや定年後の余暇を楽しむ二拠点生活の場として、別荘は多くの世代に幅広く人気です。

 

また、別荘の場所は「周囲が自然に囲まれて遠い場所」という印象を持つ方もいるかもしれませんが、今は交通の便もよく、行きやすい物件も見つけることもできます。

 

別荘はとても魅力的ですが、「2つ目の家」とも言える別荘を持つ場合、維持費が気になる方も多いのではないでしょうか。

 

別荘での過ごし方を楽しくするために、購入前に知っておきたい維持費のことを詳しく紹介していきます。

 

 

 

 

別荘の維持費の年間平均コストと内訳

 

 

別荘を買うと、「購入時の資金」のほか、「維持するための費用」も必ずかかります。別荘を購入したいと思いつつも、維持費が気になる方は多いようです。

 

そこで、大まかでもいいので維持費の年間コストの平均や、その内訳について知っておくことをおすすめします。

 

 

年間どのくらいかかる?

 

まず、別荘の維持費ですが、

別荘がある地域

物件の築年数

物件の大きさ

など、個別の状況によって維持費の金額は結構変わります。

 

サブ拠点における「月額維持費」を調査したあるデータがあり、それによるとひと月にかかる維持費は平均して「5.4万円」でした。

 

ただ、これは“平均”の数値とのこと。

 

調査全体のうち、

・ 3万円未満・・・20.1%

・ 3~5万円未満・・・16.3%

・ 5~8万円未満・・・16%

という割合が多かったようです。

 

出典:一般社団法人不動産流通経営協会「複数拠点生活に関する意向調査」

https://www.frk.or.jp/suggestion/202203fukusukyoten.pdf

 

あくまでも目安としての数値になりますが、別荘購入時に参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

 

維持費の内訳の主なもの

 

詳細は別荘によって異なりますが、多くの別荘でかかる主な維持費について紹介していきます。

 

【水道光熱費】

 

水道や電気、ガスなどは別荘を快適に過ごすために欠かせません。

 

別荘地の地域にもよりますが、上下水道料については、基本料金と使用量という従量課金の払い方ではなく、定額料金のケースもあります。

 

電気料金は、月額基本料に加えて使用量がプラス。使わない月があっても、基本料金は毎月かかります。

 

詳細については、契約先の会社に確認しておきましょう。

 

【管理費(管理業者に依頼している場合)】

 

別荘は、ふだん人が住んでいないため建物が劣化しやすく、定期的に点検・掃除、修繕なども必要になってきます。

 

遠方にあって、行く頻度が少ない別荘の場合、管理業者に管理を依頼しているケースも多いでしょう。費用は、利用回数、管理の範囲(清掃だけか、草刈りもやるかなど)によって異なります。

 

また、行く頻度が多い別荘の場合は、自分での管理も可能です。この場合、別荘を訪れる交通費、管理のための道具などが管理費としてかかることになります。

 

【火災保険料】

 

周囲が自然に囲まれているケースが多い別荘は、台風や大雨、山火事などのリスクも高まります。

 

急に何かが起こっても無人ですから気づくのが遅れることもあり、被害が大きくなる可能性もあります。万が一に備えた火災保険への加入は必要です。

 

また、別荘は基本的に「常に人が住む」という条件ではないため、一般的な住居よりも火災保険が高額になりがちです。

 

住宅ローンを使って別荘を買う場合は、火災保険が必須のケースがほとんどでしょう。

 

【修繕費】

 

ふだん住んでいる家と同様に、建物や設備は年数とともに劣化します。

 

設備機器の修繕・交換費用、外壁・屋根の塗り替え費用など、建物を維持していくうえでさまざまな修繕費が必要になってくるでしょう。

 

ただ、修繕費は毎月かかるわけではないため、少しずつ積み立てておくと安心です。

 

【固定資産税や都市計画税】

 

固定資産税は、土地・建物を所有している人に課せられる税金です。別荘の評価額に応じた税額で、所有する物件の状況によって変わります。

 

自治体から送付された納付書に記載された期日までに支払いましょう。

 

また、都市計画税は「都市計画区域内」にある不動産にかかる税金です。

 

【そのほかの費用】

 

水道光熱費や税金などは多くの別荘でかかる費用ですが、物件ごとにそのほかにも必要な維持費があります。

 

たとえば、「温泉使用料」です。

 

温泉を別荘にひいている場合は、毎月、基本料や使用料という名目で支払いが生じます。一般的に温泉の権利が10年程度で更新時期がやってきます。更新時期には、温泉権の更新料が必要になります。

 

また、借地上に別荘が建っている場合、固定資産税などはかからない代わりに、地主に対する「借地料」は発生します。

 

 

 

 

維持費を抑えるためには

 

 

別荘に維持費は欠かせない費用ですが、おさえる方法もあります。次に紹介するポイントを実践できれば、少しでも維持費をおさえられるでしょう。

 

 

掃除や換気、設備の点検を怠らない

 

維持費をおさえるには、掃除や換気などの管理、定期的な点検を怠らないことが大事です。

 

人が住んでいない建物、使わない期間が長い設備は、どうしても傷みやすい傾向にあります。

 

「換気が不足してカビができた」「水道を使わずに錆びてしまった」など内装や設備が傷むことも多いです。換気や通水は、最低でも月に1回程度は通水することもおすすめです。

 

空き家期間が長く手入れが不足している建物は、修繕費の増大につながります。維持費をおさえるためには、メンテナンス不足に注意しましょう。

 

また、管理会社に頼むと費用が発生するため、コストをおさえるために「自分で管理をしよう」という考えもあるかもしれません。

 

しかし、自分で管理すると「今月は忙しいから来月行こう」「仕事が忙しく行けなくなった」など、先延ばしにしてしまうことがあるでしょう。

 

すると、本来清掃やメンテナンスが必要な時期を逃すかもしれません。結果的に、修繕費がかかって維持費が跳ねあがるケースも考えられます。

 

遠方だからこそ、「頻繁に行けない」という別荘なら効率的な管理ができるように管理業者への依頼がおすすめです。

 

 

別荘を購入する前に維持費を計算しておく

 

別荘を買う時点では物件価格に注目したくなりますが、毎月、毎年かかる維持費をランニングコストとして計算しておくことが大事です。

 

水道光熱費の基本料金や税金などはある程度イメージできるでしょう。

 

ただ、選ぶ物件によっては、建物や設備をリフォーム、修繕しなければならないこともあります。

 

年間必ずかかる維持費に加え、修繕費など「今後かかるかもしれない維持費」も書き出しシミュレーションしておくことをおすすめします。

 

また、見落としがちなのが別荘までの「交通費」です。維持費とは違った側面がある費用ですが、どのくらいの頻度で行くかを想定しながら積立ておくといいでしょう。

 

 

節約できる部分を探す

 

別荘の維持をするにあたり、節約できる部分もあるでしょう。

 

別荘を訪れたときに水道や電気を使い過ぎない、別荘に行くときにお得な交通手段を使う…など、少しでもおさえられるところがないか探してみるといいかもしれません。

 

 

 

 

購入前の別荘選びで費用を抑えるポイント

 

 

また、維持費をおさえる視点で別荘を購入するのも、費用をおさえることにつながります。

 

 

設備が古い物件には注意

 

中古物件を別荘として購入する場合は、設備が古いケースに注意しましょう。

 

人が住んでいない別荘は、設備の使用頻度も少ないため、感覚としては「それほど古くない」と思えるかもしれません。

 

ただ、動かさない期間が長引くと動作不良を起こすこともあり、定期点検をせずに年数だけが過ぎている場合、思いのほか、設備がダメージを受けていることもあるでしょう。購入後にすぐに設備の交換をしなければならない可能性があるので注意が必要です。

 

また、築年数が古くても「最近リフォームした」「定期的な点検を受けていた」などなら、購入後の維持費はおさえられる傾向にあるでしょう。

 

 

交通の便が良い物件を選ぶ

 

交通の便が良いエリアにある物件なら、「週末に過ごす」「月に2~3回は訪れる」など頻繁に行きやすくなります。後述しますが、セカンドハウス認定によって税の軽減を受けて費用をおさえることにもつながるでしょう。

 

また、単純に「交通の便が良い」なら、別荘に行くまでの交通費をおさえられることにもなります。

 

 

 

 

別荘の負担を軽くする「セカンドハウス」の軽減特例とは?

 

 

別荘は、セカンドハウス認定で税負担をおさえられることがあります。

 

セカンドハウスは「第二の家」として、最低でも月に1回以上は訪れる家のことを指します。

 

一方で別荘はそれ以下の頻度で訪れる「保養を目的とした家」のことです。

 

リゾート地にある建物でも、「家族の一人が月に半分は使っている」と頻繁に使うケースならセカンドハウスと言えるでしょう。

 

セカンドハウスとして認められる使い方をしていれば、固定資産税や都市計画税のような毎年かかるお金のほか、不動産取得税など購入時に1回だけかかる“税金”の部分で優遇税制を受けることができます。

 

ただ、自治体によって「セカンドハウスとして認められる条件」が異なるため、確認してみましょう。

 

 

 

 

ま と め

 

 

言葉の響きから、別荘にはとても優雅なイメージで、かつては富裕層のものと考えられる時代がありました。

 

しかし、最近では二拠点生活が人気で、多くの世代から別荘購入が注目されています。休日を家族とともに過ごせるような、快適な別荘を買いたいという方もいらっしゃるでしょう。

 

ただ、どうしても維持費はかかります。別荘を維持する費用が家計を圧迫してしまえば、せっかく買った別荘を手放すことにもなりかねません。

 

別荘でかかる維持費は、水道光熱費や管理費、税金など多岐にわたります。

 

購入前には、「どんな維持費があるのか?」をシミュレーションしておくことをおすすめします。

 

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