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初めて家を売る人必見!マイホーム売却前におさえておくべき基礎知識【後編】

初めて家を売る人必見!

マイホーム売却前におさえておくべき基礎知識【後編】

 

1 初めて家を売る人必見!マイホーム売却前におさえておくべき基礎知識

 

これまで、前編では「マイホームを売る前について」、中編では「売却をスタートしてからについて」とそれぞれ家を売るために知っておきたいポイントをお伝えしてきましたが、今回は後編として「売買契約や引き渡しについて」のお話です。

 

 

家を売り出す前には不安だった気持ちもあるかもしれませんが、やっと買主が見つかると一安心。とりあえずは安堵したいところですが、契約や引き渡し、売却後にもおさえておきたいポイントがいっぱいです。

 

 

館山の不動産会社である当社にも、館山周辺の不動産売却についてお問い合わせをいただくことが多々あります。特に、売買契約が初めての方にとっては、「何をするの?」「準備するものはあるのだろうか?」など不安かもしれません。あらかじめポイントをおさえておくことをおすすめしています。

 

 

今回は、買い手が見つかった後の契約や引き渡し、売却後の話を中心にお話していきます。

 

 

 

◆ 準備が整ったら売買契約を結ぶ

 

2 準備が整ったら売買契約を結ぶ

 

「購入したい」という方との売買契約について、その意味と流れをおさえておきましょう。

 

 

☞ トラブルを防ぐために大切な売買契約

内覧の後、購入希望者から「購入したい」という意思を表す購入申込書を受け取った後は、いよいよ売買契約を結びます。売買契約は、売買に関する諸条件を契約書に記し、買主と売主がお互い納得の上で「売買」を行えるようにする意味があります。

 

 

契約書に記載する取り決め事は、

 

当事者の住所や名前

 

売買する不動産の情報

 

契約する価格

 

引き渡し日

 

代金をどのように支払うか

 

などについてです。

 

 

また、売却後にトラブルを防ぐために契約締結の前に「重要事項説明」があります。これは、買主と売主の間での認識の違いを防ぐための重要な説明で、主に「物件・取引」に関する説明です。

 

 

この説明は、宅建業法では「宅地建物取引士が行う」とされています。売主にとっても買主にとっても重要なポイントを確認していくためのものです。流れのなかで疑問や不安点があれば、しっかりと確認しましょう。

 

 

☞ 契約日に何が必要?

売買契約当日は、持参しなければならないものがいくつもあります。

 

 

主なものが、

 

物件の権利証、もしくは登記識別情報

 

本人確認書類

 

印鑑証明書(3か月以内に発行されたもの)

 

実印

 

売買契約書に貼付する収入印紙代

 

固定資産税納税通知書もしくは固定資産税評価証明書

 

不動産会社に支払う仲介手数料(ケースバイケース)

 

などです。

 

 

通常は、売買契約前に不動産会社から持参する物が伝えられるので、忘れることのないように準備しておきましょう。

 

 

また、仲介手数料については、「売買契約当日に半分、引き渡し当日に半分」というケースが多いです。ただ、売買契約当日に支払う分に関しては、「買主からもらう手付金を充当される」ということもあります。不動産会社によってケースバイケースなので、支払うタイミングについてしっかりと確認しておきましょう。

 

 

☞ 引き渡し準備は余裕をもって

売買契約が済んだら、次は引き渡しに向けて動きましょう。

 

 

マイホーム売却は大きく分けると「居住中の物件」か「空き家の物件」という2パターンです。

 

 

前者の居住中の物件の場合、売却が決まってから引き渡しまでの間に引っ越しする段取りも必要になってきます。次の住居の入居日や引っ越し日などを調整しながら、上手に段取りを進めていきましょう。

 

 

特に注意したいのは引っ越しシーズンです。引っ越し業者への連絡を後回しにすると、土日や祝日に引っ越ししたくでも混み合って予約が取れないケースも。早めに引っ越し業者への見積もりと契約も進めましょう。

 

 

一方、空き家の場合は、残置物の処分を進めていく必要があります。

 

 

どちらのケースでも、引き渡し日までに終わらせるように段取りよく進めていきましょう。

 

 

 

◆ 引渡し決済日の注意ポイント

 

3 引渡し決済日の注意ポイント

 

次は、引き渡し決済です。とても大切な日なので、注意ポイントをおさえておきましょう。

 

 

☞ 決済は「買主からの入金」と「売主からの物件を引き渡す」の2つを行う日

引き渡し当日は、買主から残金を受け取る「決済」、売主が物件を渡す「引き渡し」が同時に行われます。

 

 

さらに、所有権の移転登記や、買主が利用する住宅ローンの融資実行なども併せて行われるので、司法書士や銀行員なども同席するケースが多いです。

 

 

登記関係の書類に記載や押印といった登記に関する手続き

 

買主から売主に残代金の支払い

 

固定資産税を引き渡しの日まで日割り清算する

 

カギを渡す

 

仲介手数料を支払う

 

と、引き渡し日にはやることがたくさんあります。

 

 

基本的には不動産会社の指示に従って動いていくことになりますが、不安な点は事前に確認しておきましょう。

 

 

☞ 引き渡し当日は持参するものを事前に準備しておく

 

引き渡しの日にも、

 

本人を確認できる書類

 

実印

 

預金通帳と銀行員(ケースバイケース)

 

不動産会社への仲介手数料の残額または全額

 

物件のカギ

 

登記費用(抹消や変更登記がある場合)

 

など、書類や費用の準備が必要になってきます。

 

 

こちらについても、通常は不動産会社が前もって伝えるので事前にしっかりと準備しておけば安心です。支払うお金については金額をきちんと確認しておきましょう。

 

 

 

◆ 売却後の話

 

4 売却後の話

 

売却の一連の流れが終わると、かなり安心しますよね。人によって異なりますが、長かった売却を振り返るとホッと一息つきたくなることでしょう。

 

 

ただ、売却が終わった後に忘れてはいけないのが税金についてです。

 

 

マイホームを売って得た収入に対して税金が課せられるため、翌年の確定申告で申告が必要です。ただ、税が課せられるのは「家を売って利益が出たケース」ですから、家を売るための経費を差し引いて「利益がなかった」のであれば、税金がかからないケースが高いです。

 

 

経費には、

 

家を買ったときの費用

 

家を売ったときの費用

 

仲介手数料

 

売買契約書の印紙代

 

測量費

 

なども含まれます。

 

 

また、マイホームを売った場合や買換えする場合、相続で得た空き家を売った場合などは、特例によって節税できる可能性もあります。税金についてはそれぞれの状況に合わせたアドバイスをもらえるように、税理士などの専門家に相談することがおすすめです。

 

 

 

◆ まとめ

 

5 まとめ

 

今回は、マイホーム売却について、売買契約や引き渡し、税金など知っておきたいポイントをお伝えしました。

 

 

これまで大切にしてきたマイホームなら、新たな買主とのトラブルなく、安心して売却したいですよね。売買契約から引き渡しまではそれなりに期間はありますが、準備するものややらなければならない事も多く、段取りのアドバイスまでしてくれる不動産会社選びも大切です。

 

 

館山の不動産会社である当社にも、たくさんの売主様から館山エリアの不動産売却についてのご相談をよくいただきます。館山エリアに精通している地元密着の当社だからこそ、お客様の疑問や不安点に寄り添いながら売却を進めていくことが可能です。

 

 

「気になる点が多くて不安」「もっと分かりやすく教えて欲しい」など館山の不動産会社の当社までぜひお問い合わせください。

 

 

 

 

 

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