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南房総の別荘を愛し、子育て 居住&カフェ開業を実現

【「CAFÉ-LA-PLAGE(カフェ ラ・プラージュ)」 オーナー テシエ・アルノ氏】

<ご紹介するのはこんな方>
テシエ・アルノさん(40代)
南房総市在住
家族構成 4人家族
以前の居住地 東京都
移住スタイル : 定住
南房総市和田町、和田浦海水浴場のすぐ近くに、古民家を活かしたカフェ「LA-PLAGE(ラ・プラージュ)」がオープンしました。このカフェのオーナーはテシエ・アルノさん。フランスからやってきたアルノさんは、なぜ和田町に住み、カフェを開くことにしたのでしょうか。別荘を探している方、移住先を検討中の方には、とても参考になるお話だと思います。ぜひ最後までお読みください。

オーナー

テシエ・アルノ氏

海の近くの別荘を探し求めて

アルノさんはワインの産地として有名な、フランスのブルゴーニュ地方の出身です。18年前に来日。東京で生活していました。内陸の町で育ったアルノさんですが、海が大好き。サーフィンをはじめ、マリンスポーツの愛好家です。それ以外にも、テニス、ハイキングなど、スポーツ全般が好きだとのことです。

東京での仕事はテレワークが中心だったこともあり、次第にこのように思うようになりました。

「別荘がほしい! 都会の喧騒を逃れて海の近くで過ごしたい。自然の中で遊びたい!」

こうしてアルノさんの別荘探しが始まりました。
和田浦海水浴場

【和田浦海水浴場 快水浴場百選に選定されています】

別荘を探した経緯をお聞きしました。

「かなり真剣に検討したのは沖縄です。沖縄は良いところですが、探してみると、意外に物件は多くありませんでした。それに県外に出るたびに、飛行機に乗らなければなりません。別荘なので、自宅との行き来がもう少し楽なところがいいと思い、沖縄は断念しました。次に考えたのは三浦半島や伊豆半島なのですが、車の移動で渋滞するのが悩ましい問題でした。また、大きい町に出やすいところでないと不便です。なかなか条件に合う場所が見つかりませんでした。次に候補にあがったのが房総半島です。房総半島だとかなり広いエリアが対象になりますが、海の近くで探して、友人の力添えもあり、ついに南房総市和田町に希望に叶う物件が見つかりました。今から8年前のことです。和田町であれば、近くに館山、鴨川という大きな町がありますし、車の渋滞の問題もありません。東京へのアクセスもしやすく、成田空港にも行きやすいので、海外へ出る機会が多い私には、便が良いと感じます。もちろん海もキレイで自然豊かであることは言うまでもありません」

…ということでした。あらためてお聞きしてみると房総半島南部沿岸部の町の強みが伝わってきます。
看板

【看板も手作り 味があります】

和室

【2部屋のうち、和室を活かしたほうの席】

南房総で子育てを決意 定住&カフェ開業へ

こうして、8年前に和田町に別荘を構えたアルノさん。奥さんもすっかり和田町が気に入り「子育ては東京ではなくて和田町でしたい」と、ひとあし先に定住することになりました。これが4年前のこと。アルノさんもじきに合流し、今や2児のお父さんになっています。

そして2年前、遠い親戚の若者、セザールさんが来日してアルノさん宅にホームスティしました。セザールさんは子どもの頃に日本の漫画と料理に魅せられて「いつか日本に行ってみたい」と思っていたそうです。そんなセザールさんは北海道のニセコで、レストランで働いていたシェフのベルテさんと知り合い、意気投合しました。もともと食に関心があったアルノさんは、ミシュラン一つ星レストランでの勤務経験を持つベルテさんと日本好きのセザールさんと3人で「カフェを開こう」と決めました。幸い、また友人の紹介で海辺の古民家を借りることができました。こうして「LA-PLAGE(ラ・プラージュ)」が誕生します。ラ・プラージュは海岸、ビーチという意味のフランス語です。
パン

【朝焼く手作りのパンは美味!】

カプチーノ

【美しいカプチーノ】

アルノさんが語る南房総的子育て生活の魅力

アルノさんに南房総での生活、子育てについてお聞きしました。

「南房総は家族で住むにはとても良いところです。テレワークができる人たちが、もっと押しかけてきてもいいのに、なぜ来ないのでしょうね?(笑)
私は自分の子どもたちを『画面ばかり見ている子』にしたくありません。画面というのはスマホやパソコン、ゲームのことです。自然の中からいろいろなことを学び、伸び伸びと育ってほしい。ここなら広い庭がある家に住んで、子どもたちを、ハーブを植えた庭で遊ばせることができます。学校の校庭も広々としてよいですね。アウトドアのアクティビティもたくさんありますし、車での移動も渋滞がないので楽です。大きな病院があるので、医療面でも安心して暮らすことができます」

なるほど。首都圏では子連れで公共の交通機関を使っての移動も大変、車を使うとしても渋滞があるので大変、という面はあるかもしれませんね。

南房総に、ぜひ、サードプレイスを!

今後、やってみたいことについてお話してもらいましょう。

「今の生活は充実していますが、強いて物足りないところがあるとすれば、夜、開いているお店がないことでしょうか。公共の交通機関も夜9時台で終わってしまうので、もっと若い人たちが、集まれる場所があるといいかな、と思います。お店のことでやってみたいこととしては、今でも地元の食材を使うようにしていますが、今後、イノシシなどのジビエや伊勢海老などを使ったメニューも増やしたいですし、お店の数も増やしていきたい。
あと、南房総にサードプレイスを増やしていきたいと考えています。サードプレイスというのは、フランスでは割と浸透しているコンセプトで、自宅、職場以外の場所で、楽しんだり、くつろいだりできる場所のことを言います。「自宅がファーストプレイス、職場がセカンドプレイス」そしてコミュニティ内にあるカフェやクラブ、公園などの場所がサードプレイスです。
私は南房総で子育てをしているので、南房総で暮らす人が増えてほしいと思っています。サードプレイスが増えれば南房総に人が集まってくるでしょう。地元の人々のやり方、考え方を尊重しつつ、自分のやりたいことを実現していけたらな、といつも考えています」

インタビューを終えて…

遠くフランスから日本にやってきて和田町で暮らすことにしたアルノさん。充実した生活と将来の夢が、すばらしいと思いました。南房総の良さも再認識することができました。「LA-PLAGE(ラ・プラージュ)」はごく普通の民家をそのまま活かしつつ、すだれやうちわ、木製の飾り棚などのシンプルでシックなインテリアがすてきで、落ち着いたムードに魅力があります。パンも料理もすべて手作りで美味しくいただけます。ご家族、スタッフのみなさまともども、末永く健やかにご活躍ください。

スタッフのみなさんと

【スタッフのみなさんと】

ハンバーガー

【人気メニュー 特製ハンバーガー】

CAFÉ-LA-PLAGE
https://www.instagram.com/cafe.la.plage/

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