Home > 南房総大好き人 > 南房総市在住 竹田玲子様 移住

木々や緑に囲まれながら、猫たちとゆったり暮らす

【竹田玲子さん。お気に入りの広いお庭】

<ご紹介するのはこんな方>
竹田玲子さん(70代)
南房総市丸山地区在住
家族構成 夫婦2人住まい
     猫7匹
移住前の居住地 神奈川県横須賀市
移住スタイル 定住

結婚を機に、横須賀市から南房総市に移住してきた玲子さん。
山側エリアに位置する丸山地区にお住まいで、新緑の木々や草花がさわやかな季節を迎えています。
2階建ての家にご夫妻と7匹の猫たちが仲良く暮らしています。広いお庭には花が咲き、野菜を育てながら穏やかに過ごしています。
現在のお宅に住む前は、海側の富浦地域に住んでいたこともありました。
こちらの物件にたどり着いた経緯や、実際の暮らしについてお話を伺いました。

ほどよい距離感で気兼ねなく過ごせる山側へお引越し

【自宅の外観。水色の外壁が緑と空に映える】

【自宅の外観。水色の外壁が緑と空に映える】

南房総に移住してからの数年間は、ご主人の地元である富浦地域に住んでいたという玲子さん。
はじめは海岸に近い市営住宅に住み、その後は一軒家を建てて暮らしていました。
 
その頃から猫を飼っていたのですが、あるとき「鳴き声がうるさい」と隣近所から苦情がくるようになってしまったそうです。
住宅地では家々の距離が近いため、まわりを気にする生活に、だんだんと息苦しさを感じるようになっていきました。
 
「もっと自然の多いところで、猫たちとのびのび暮らしたい」と玲子さんは決意します。
不動産屋さんに相談し、隣近所が離れている一軒家を探すことにしました。
 
猫たちがゆったりと過ごせるような部屋があって、野菜や花が育てられる庭があることが希望の条件です。
そして、玲子さんは以前から鴨川にある亀田総合病院に通っていたため、「車で通院できる範囲」の物件を見てまわることにしました。
 
そこで紹介されたのが現在のご自宅。部屋数もあり、広々とした庭付きで、隣近所の心配もいりません。
その他に5軒ほど見学しましたが、ここまで開放感のある物件はなかったと言います。
 
富浦で建てた家を売却し、この家を購入しました。ご夫妻と猫たちの気兼ねない生活を実現することができたのです。

【飼い猫のグーちゃん】

【飼い猫のグーちゃん】

富浦にいた頃から飼っていた猫や保護猫たちの7匹は、それぞれが落ち着く場所で気ままに過ごしています。
窓辺で日向ぼっこしたり、ソファーで寝ていたり。この日は人慣れしているグーちゃん(10歳)が近くに来てくれました。
 
「周りを気にせずにゆったり過ごせるようになって、猫も私たちも安心して暮らせるようになりました。
ご近所付き合いが全くなくなったわけではなく、ほどよい距離感があるのが良いですね」
 
今も定期的に病院に通っている玲子さんは、ペースメーカーを入れて生活しています。
そのためあまり無理することはできません。
 
「機械の不具合や数値の変化が少しでもあると、病院側が感知してすぐに連絡してくれるんです。
人の少ない山側に住んでいるのに、なんだかいろいろな人に見守られているような気がします」

暮らしに合わせて住まいをリフォーム

生活していくなかで、家を直したり改装したりすることはあったのでしょうか。
 
「家の外壁を塗り替えました。『館山に明るい水色の家があるから、その色にしたい』と、業者さんに伝えたら、わざわざ見に行ってくれて。希望通りの色にしてもらいました」
 
昔ながらの台所は、動きやすいようにL字型のキッチンに替えて、古かったお風呂場もきれいにしました。足を伸ばしてゆったり浸かれる湯船は、肩湯も流れるようになっています。

【テレビ付きのお風呂場】

【テレビ付きのお風呂場】

お風呂で温まりながらテレビを見るのが、玲子さんお気に入りのひとときです。
 
「リフォームしなくても住める物件ではありましたが、家にいる時間が多いので、より使いやすく快適にしたいと思いました。住み心地は大事です」

【ウッドデッキと庭】

【ウッドデッキと庭】

窓から庭へと続くウッドデッキは、なんとご主人のDIYとのこと。ホームセンターで木材を購入し、手作りしました。
 
「主人は庭仕事が大好きで、休みの日はほとんど外で作業しています。私は庭で育った野菜を必要な分だけ採って料理するのが楽しみなんです。猫たちもみんなマイペースに過ごしています」
 
現在北海道に住んでいる娘さん一家は、お盆やお正月などに帰ってきます。お孫さんの成長が楽しみな竹田夫妻は、庭や家の手入れにも力が入ります。

広いお庭で野菜づくり。自然の恵みをいただく

【ビニールハウスと庭のタマネギ】

【ビニールハウスと庭のタマネギ】

お庭を案内してもらうと、ブロッコリーやスナップエンドウ、ニラ、ジャガイモなどが育っていました。
これからはミョウガやシソなどもどんどん出てくるそうです。

【ビニールハウスの中。苺が育つ】

【ビニールハウスの中。苺が育つ】

ハウスに入ると苺が実っていました。ご主人が毎年育てているそうで、今年も甘く美味しい苺が育っています。
栽培道具の置き場所も工夫していて、庭仕事がしやすいようになっています。
 
日当たりの良いお庭は野菜がよく育ち、季節ごとのお花も色とりどりに咲きます。
桃やりんご、びわ、ゆずなど実のなる木もあり、これからの収穫の時期が楽しみです。

【庭のブランコ。椅子とテーブル】

【庭のブランコ。椅子とテーブル】

住まいや暮らしは今後も柔軟に

「現在の生活はとても過ごしやすいし満足しています。
ただ、自分の身体や年齢のことを考えると、ゆくゆくはどこか駅近の物件へ引っ越すことも考えているんです」と話す玲子さん。
 
先々、免許返納などで車を手放すときが来たら、今の自宅から通院や買い物に行くのは困難になります。
そのため電車移動がしやすい駅近の物件へ、将来的に移ることも検討しているそうです。
 
「横須賀から南房総に移住するときも、富浦からこちらに来たときも、とまどいや抵抗はほとんどありませんでした。なのでこれからも柔軟にやっていくのだと思います。
今通っている病院は鴨川と館山にあるので、次に引っ越すときはその中間の千倉あたりに住むことになるかもしれませんね」
 
そう笑いながら話す玲子さんからは、しなやかに生きる姿勢が伝わってきました。

【庭の木と鳥の巣箱】

【庭の木と鳥の巣箱】

インタビューを終えて

インタビューを終えたころ、ご主人が仕事から帰ってきました。
実は筆者も山側の丸山地区に住んでいて、竹田さんのお宅は少し離れていますが「ご近所さん」ということになるのです。
 
にこにこした笑顔が印象的なご主人から、今日も庭の野菜を分けていただきました。
竹田さんの家に行くと、ついつい猫たちに癒され、話に花が咲き、長居してしまいます。
 
そんな時間も「かけがえのないもの」なのだと、改めてじんわりと感じることができました。
 
(※本記事は、2026年4月に取材・撮影を行った際の情報をもとにしています)

ページトップへスクロールするボタン