Home > 南房総大好き人 > 南房総市在住 名取佑二郎様 移住

のびのびと子育てしながら、海と山を満喫できる暮らし

【名取さん家族】

<ご紹介するのはこんな方>

名取佑二郎さん(36歳)萌恵さん(36歳)佑悟さん(5歳)蒼二郎さん(3歳)
南房総市富山地区在住
家族構成 4人住まい
以前の居住地 愛知県名古屋市
移住スタイル 定住

名古屋市の集合住宅で、子どもの騒音に気を使いながら暮らしていた名取さん一家。子どもたちに注意ばかりする日々を変えたいと、のびのび子育てができる場所を求めて南房総市千倉町へ移住しました。なぜ南房総を選んだのか、そして千倉から富山地区へと住まいを移した理由とは――。名取さん夫妻に、移住の背景や現在の暮らしについてうかがいました。

子どもの足音に気を遣う日々からの脱却

名取さんの家族は、佑悟さんが2歳、蒼二郎さんが1歳のときに、南房総市千倉町に移住しました。移住前に住んでいたのは、名古屋市内にあった集合住宅。「子どもたちの足音がうるさい」と、階下に住む人に言われたことから、家中にクッションフロアを敷き詰めて気を使いながら生活していました。
 
子どもたちが夜早く寝てくれるように公園へ連れて行き、家の中では「ジャンプしちゃダメ」と注意しなければならない生活に、萌恵さんはストレスを感じていました。「テレビで『おかあさんといっしょ』を見ながら子どもが踊ると、下からドンドンッと(合図を)されちゃう。こんなに可愛い姿なのに、踊っちゃダメって制止するのが切なかった」と、当時を振り返ります。
 

子どもが出す騒音が気になり、いっぱいいっぱいになってしまった萌恵さんは心の限界を感じ、「広い一軒家に住みたい」という思いは強くなっていきました。

2人の出身地、千葉県へ

そこで、のびのびと子育てができる場所を求めて、移住を考えるようになりました。夫婦で「海がきれいなところに移住しよう」と考えて伊豆にも足を運びましたが、千葉県出身の2人はやはり地元に馴染みがありました。家族にも会いやすく、東京にも近い南房総が魅力的に見えたので、移住することに決めました。それでも、「ストレスに負けて逃げるような気持ちもあった」
と萌恵さんは言います。
 
「旦那の会社はホワイト企業でいい会社だったし、その収入で十分生きていけるのに、家族を巻き込んで海の見える田舎でのびのび子育てをしたいという自分の気持ちを貫いていいのかなと悩むこともありました。何度も、本当にいいのかなって考えた。でも、ここでの生活はもう止めたいって思った」

【移住当初に住んでいた家】

【移住当初に住んでいた家】

名取さんは会社を辞め、駅近くのきれいな物件を見つけたことから、千倉町に移住しました。

海辺で遊び、家族で夕食を囲む生活

子どもたちは白浜町にある子ども園に通い、名取さんは仕事で那古船形に通うことになり、千倉―白浜―那古船形を移動する日々が始まりました。白浜から那古船形までは車で25分ほどかかり、千倉町との行き来も含めて移動の負担が大きく、疲れを感じるようになっていきました。そこで、千倉町よりも那古船形に近く、東京へ向かうのにも便利な富山地区に目を向けるようになります。
 
物件を探すときはいつもWebサイトを利用し、広さ80㎡以上で浄化槽があるか、駐車場が2台分あるか、水回りがきれいか、などをチェックして探しました。千倉町に住んで1年が経ったころ、富山地区への引っ越しを決めました。
 
名古屋に暮らしていたときはとにかく、日々を過ごすことでいっぱいいっぱいで、自然に触れる時間をわざわざ作ることはありませんでした。現在は、子どもたちを子ども園に迎えに行った帰りに岩井海岸で遊ばせて、夕日を眺める時間があります。

【夕暮れの岩井海岸で子どもたちと遊ぶ時間】

【夕暮れの岩井海岸で子どもたちと遊ぶ時間】

「海で遊ぶ時間がとれるのは、すごく豊かだなと感じる。多少ご飯が適当になっても、こうして子どもと遊ぶ時間があるほうが、幸せだなと感じています」と、萌恵さんは言います。
 
佑二郎さんは「一番変わったのは、サラリーマンを辞めたこと。18時に一緒に夜ご飯を食べられるのは、名古屋ではなかった。自分で思い通りに仕事を組み立てられるので、家庭を優先して自分のやりたいことだけをできるのが、心の豊かさにつながっている」と、今の暮らしに満足しているようです。
 

名古屋ではできなかった家庭菜園は、放っておいてもブロッコリーが収穫でき、通勤途中に海も山も見え、自然に触れることができる時間を楽しんでいます。

【家庭菜園のある庭でBBQ】

【家庭菜園のある庭でBBQ】

中古物件か新築で建てるか

移住して3年目の今、名取家では家を建てる計画が浮上しました。萌恵さんは、ピラティスの講師として南房総で活動しています。スタジオを借りるよりも、自宅にスタジオを作ったほうが子どもたちと生活しながら仕事ができるので、スタジオ付きの家を建てたいと考えたのです。
 
早速行動に移した名取さんは、隣の家と近すぎず、見晴らしのいい理想の土地を見つけました。現地に立つと海は見えませんが、2階建てにすれば見えると思ったそうです。大通りから一本中に入っていて車通りも多くなく、子どもたちにとっても安全な場所です。

【仲のいい兄弟】

【仲のいい兄弟】

安い中古物件を購入して自分でリフォームをするという選択肢もありましたが、せっかくなら納得のいく家にしたいと、自分たちらしい家を建てることを考えています。帰宅時の動線から収納場所や間取りを思い描きながら、マイホームのデザインを膨らませています。

移住を考えている人へのアドバイス

「いい場所なんで、気軽にやっちゃってください。東京からなら近いので、試しやすくてチャレンジしやすく、かつ、海も近くていい場所だから、考えているならやってみたらいいじゃないですか。逆に、何があなたを止めるんですかって思います」
 
※本記事は、2026年3月に取材・撮影を行った際の情報をもとにしています

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