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中古の戸建て購入はどんな流れ?情報収集から引き渡しまで“購入の流れ”のポイントをお伝えします!

 

戸建てを購入したいけれど何から始めたらいいか分かない…。そんな風に迷っているうち、時間だけが過ぎて購入のタイミングが掴めない方もいるのではないでしょうか。

 

“戸建て購入”は家族にとっても大きなイベントで、お金もかかることから、なかなか簡単に踏み出せませんよね。

 

戸建て購入には、注文住宅や分譲住宅、中古住宅などいくつかの選択肢があります。

 

このうち、「すでに建っている」「理想の土地から選びやすい」「暮らし方がイメージしやすい」ことから、最近は中古住宅の人気が高まってきました。

 

新築住宅も中古住宅も購入時の流れは大きく変わりません。ただ、ゼロからスタートする注文住宅よりも、すでに建っている中古住宅では購入までの流れが少しスムーズです。

 

今回は、特に中古住宅の戸建てをご検討中の方に向けて、購入の流れをまとめてみました。

 

 

 

 

◉ 戸建て住宅を買う前に…基本的な準備とは?

 

 

戸建て住宅を購入する際の、準備段階として知りたいポイントを見ていきましょう。

 

 

▶ 戸建て住宅の種類を知ること

冒頭でもお伝えしましたが、戸建て住宅と言っても新築や中古などいくつかの種類があります。はじめに、どの戸建て住宅を購入するかという方向性を決めましょう。

 

新築注文住宅

土地選びから始まってオーダーメイドで建てる注文住宅はやるべきことが多く、家の購入を決めてから建築が完成するまでの道のりは長いのが特徴です。

 

新築建売住宅

同じ新築でも“完成済の物件”を土地ごと購入する建売住宅なら、比較的購入から入居までの期間が短くなります。

 

中古住宅

築1年でも、築50年でも人が一度でも住んだことがある建物は“中古住宅”です。

 

 

それぞれにメリット・デメリットはありますが、

・ お気に入りのエリアに暮らせる

・ セカンドハウスにもできる

・ 土地や間取りが広く快適

・ 購入費用をおさえられる

・ 入居までの流れがスムーズ

などから中古住宅の需要が近年高まっています。

 

 

▶ 資金についてイメージする

戸建て購入を考えたとき、まずイメージしたいのは「資金」です。

 

住宅ローンを利用しやすい時代のため、自己資金があまりなくても戸建て購入を買えるイメージがあるかもしれません。

 

確かに、住宅ローンを使えば、月々の返済の目途がつけば「マイホーム購入」は可能です。ただ、手付金や諸費用など現金で支払うべき部分もあります。自己資金はそれなりに必要です。

 

予算を立てる際は、

・ 月々のどのくらい返済できそうか

・ 諸経費がどのくらいかかるか

・ 貯蓄はいくら住宅費用にまわせるか

・ 引っ越し費用や税金関連はどのくらいか

といったイメージをしておくことが重要です。

 

それによって、予算的な面が見えてくるでしょう。

 

 

 

 

◉ 戸建て購入の流れを具体的に説明

 

 

戸建ての中古住宅を購入する流れについて、注意点をふまえながらご紹介します。

 

 

▶ 【情報収集】戸建てに関する情報を集めてみる

希望のエリアを中心に、物件情報を集めてみましょう。

 

ポイント①:予算にあった物件をいくつかチェックする

中古住宅の場合、間取りや築年数、立地などによって価格は大きく異なることもあります。予算内、あるいは予算を大きく超えない程度の範囲内でいくつか候補を探すのがコツです。

 

ポイント②:エリアに関する情報も確認

物件だけでなく、エリアに関する情報もきちんと調べましょう。土地の気候や自治体の制度などは、暮らしやすさに直結するのでチェックしておくことをおすすめします。

 

 

▶ 【問い合わせ】気になる物件に問い合わせ、物件見学をしてみよう

情報収集で気になる物件候補がいくつか見つかったら、現地に足を運び、物件見学をしてみましょう。

 

ポイント①:時間帯を変えて周辺状況を確認

情報収集の段階で写真や図実際に面は見ることはできますが、イメージしか伝わってきません。直接見たからこそ、知ることができる事実も多いです。

 

たとえば、直接確認しなければ分からないのが、

・ 日当たり

・ 通風

・ 交通量

・ 夜間の明るさ

・ 騒音

・ 景色

などです。

 

特に、交通量などは時間帯によってまったく異なるケースもよくあります。通勤時間帯の渋滞が気になる…といった心配がある際は、「朝・日中・夜」と何回かに分けて現地に行ってみると安心です。

 

また、HP等に記載された物件情報には、近隣施設までの距離が記載されています。ただ、あくまでも目安ですから、実際に移動したら若干異なることもあります。

 

現地に行き、車や徒歩で移動時間や道筋をチェックしてみるのもおすすめです。

 

ポイント②:気になる物件は早めの見学を

周辺環境のチェックは、自分で自由に行えますが、物件内部は不動産会社を通じなければ見学できません。

 

現在空き家の物件の場合、不動産会社のスケジュール次第で比較的スムーズに物件見学ができるでしょう。ただ、魅力的な物件は、見学者のオファーも多く、状況によっては混み合っている可能性もあります。

 

気になる物件があれば、早めに不動産会社に問い合わせをしましょう。

 

 

▶ 【購入申し込み+住宅ローン事前審査】購入申し込みと住宅ローンの事前審査をする

次は、購入申し込みと住宅ローンの審査です。

 

ポイント①:候補のなかから、購入したい戸建てを選ぶ

そもそも物件見学をするときは「気に入った物件」。すでに魅力的に感じているからこそ、実際に訪れることで、もっと素敵に感じるのではないでしょうか。ただ、どんな住宅でも自分の希望に100%合致するのは難しく、「なかなか決断できない」ということあるかもしれません。

 

たくさんの希望がある場合は、「譲れない点」を明確にしながら住みたい物件を見定めていきましょう。後悔を残さないためにも、物件見学では不動産会社の担当者に気になる点をどんどん質問してみることも大切です。

 

また、自分が魅力的な物件と思っているなら、きっとほかの人にも魅力的に映っているのではないでしょうか。

 

物件見学を行ったうえで「買いたい」と心に決めても、意思表示をしなければ他の人に先を越されるかもしれません。良い物件は早い者勝ちです。購入したい気持ちがあるにもかかわらず、「もう少し別の物件を探してみよう…」と決断を引き延ばした結果、良い物件を逃して後悔する方も実際にいます。

 

買いたい物件が決まったら、早めに購入申し込みしましょう。

 

ポイント②:同時に住宅ローンの事前審査をする

購入申し込みと同じタイミングで、住宅ローンの事前審査をします。住宅ローンで借りられる金額は、収入、勤務先、勤続年数などさまざまな要素によって判断されます。

 

収入に対して買いたい物件価格が高い場合、毎月の返済負担が増えるため、審査に落ちる可能性もあります。

 

 

▶ 【契約】重要事項説明書を把握したら正式契約

重要事項説明を受け、問題なければ正式に契約を行います。

 

ポイント①:重要事項説明は遠慮せずに質問をする

契約前に、不動産に関する重要事項の説明があります。書類には、かなり細かなポイントが多数記載されており、難しく感じる専門用語も多数。

 

説明を受けている間、不安に思った点はきちんとその場で確認しましょう。不明な点・疑問な点をしっかりと納得できたら、正式な売買契約に進みます。

 

契約当日に必要な主なものは、本人確認書類や手付金、印紙代、仲介手数料などです。手付金や仲介手数料などお金のことは、金額を事前に確認しておきましょう。

 

ポイント②:手付金の内容を把握しておく

契約後、買主側の自己都合で契約を白紙に戻す場合、手付金を放棄しなければなりません。

 

ただ、「住宅ローン審査に落ちたら手付金が返金される」といったローン特約が適用されている場合もあります。契約時は、手付金に関する条項もきちんと確認しておくことが大事です。

 

 

▶ 【住宅ローン本審査】本審査を通過したら住宅ローンの契約をする

契約が成立した後、住宅ローンの本審査に正式に申し込みます。

 

ポイント①:転職など本審査に影響するポイントを知っておく

本審査に承認されたら、次は正式に住宅ローンの契約を結びましょう。

 

本審査は、事前審査よりも、より細かい観点での審査です。

 

事前審査と本審査の間に「転職をする」「失業した」「自動車ローンを組む」など収入に関する変化があると住宅ローン審査に影響するので注意しましょう。

 

 

▶ 【決済・引き渡し】いよいよ引き渡し

家の購入の流れのうち、最終段階が「決済」と「引き渡し」です。

 

残金を支払う決済ですが、通常、手付金は物件価格の一部に充当されます。それを差し引いた「残金」を住宅ローンの借入金から決済します。

 

決済前に、諸費用や残金などの説明が行われるので、きちんと内容を把握しておくことが重要です。

 

また、決済当日、金融機関から売主へと残金が支払われたのを確認した後、土地・建物の名義となる「所有権」が売主から買主の名前に変更されます。

 

そのため、決済⇒登記⇒引き渡しはすべて同じ日です。

 

 

 

 

◉ 戸建て住宅を購入後はどんな手続きがある?

 

 

準備段階から始まって多くの流れを乗り越え、やっと引き渡しが終わると安心しますよね。でも、引き渡しが終わった後にもやるべきことはあります。

 

 

▶ 転出・転入手続き

旧居を引っ越して転入をする際は、それぞれの自治体において転出届や転入届が必要です。国民健康保険や国民健康保険、印鑑登録などの手続きも一緒にやっておきましょう。

 

 

▶ 固定資産税、不動産取得税の支払い

固定資産税や不動産取得税は、引き渡し後に通知がやってきます。

 

固定資産税は毎年支払うべき税金。毎年1月1日の所有者に対して4~6月ごろに通知が届きます。そのため、年の途中で不動産を購入したら、翌年に通知が届くことになります。

 

払い忘れを防ぐ意味では、金融機関での引き落としやクレジットカード払いなどに設定しておくと安心です。

 

また、不動産取得税は、不動産購入後、1回だけ払う税金です。

 

自治体によって通知されるタイミングが違いますが、多くは「戸建て購入をしてから数か月後」。通知には支払い期限が記載されています。払い忘れのないように前もって準備しておくことが大事です。

 

ただ、条件によって、不動産取得税は軽減を受けることができます。購入後、早めの段階で軽減措置の申請をしておく必要があります。

 

 

▶  確定申告

住宅ローンで戸建て住宅を購入した場合、条件を満たせば住宅ローン控除の適用が可能です。購入した“翌年”に、自分で確定申告します。

 

その後、会社員の場合は、2年目以降は会社の年末調整で控除ができます。

 

 

 

 

◉ まとめ

 

 

今回は、戸建て住宅購入の大まかな流れについて、ポイントをお伝えしました。

 

段取りをおさえておければ、スムーズに購入まで進みます。まずは、“購入の流れ”の全体像をイメージしておくことが大事です。

 

また、戸建て購入は住宅ローンを利用できますが、手付金や諸費用、引っ越し費用で現金が必要になります。

 

物件価格によって金額は異なるので、資金計画時に具体的な金額をシミュレーションしておくことをおすすめします。

 

当社では、お客様のお悩みに寄り添いながら、戸建て住宅の購入のサポートをいたします。

 

当社では、お客様がご不安に思った点を解消するべく、丁寧でスピーディーな対応を心がけています。

 

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